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X脚の膝痛は、膝だけ見ても変わらない




▪️X脚の膝痛は、膝だけの問題ではありません

X脚になると、膝の痛みで悩まれる方は少なくありません。
立ち上がる時に痛い。歩くと痛い。運動やケアを続けているのに、なかなか良くならない。

痛みが続くと、外出や階段、ちょっとした動作まで億劫になります。
「膝が痛いから、やめておこう」と思う時間が増えるのは、とてもつらいことです。

ただ、X脚の膝痛は、膝だけを見ても原因に届かないことがあります。
膝に痛みが出ていても、その背景には股関節・骨盤・足裏の使い方が関係している場合があります。

▪️X脚は、脚の軸の問題です

X脚は、膝が内側に寄り、脚が「X」の字のように見える状態です。

一般的には、骨盤の歪み、反り腰や内股歩き、筋力バランスの崩れ、扁平足などが原因として挙げられます。
一言で言うと、X脚は膝だけが悪いのではなく、骨盤・股関節・足裏のバランスが崩れた結果、膝が内側に引き込まれて起こる脚の軸の問題です。

その中でも、姿勢と痛みの訪問ケアでは、まず股関節の状態を大切に見ています。

▪️なぜ股関節が内側に入るのか

X脚では、股関節が内側に入り、極端な内股のようになっていることがあります。

  • 内股方向の筋肉が縮みやすい
  • 太ももの外側が伸ばされやすい
  • 膝が内側に寄りやすい

ここで大切なのは、「なぜ股関節が内側に入ってしまったのか」です。

姿勢と痛みの訪問ケアでは、股関節を支える働きの一つとして大腰筋を重視しています。
大腰筋の働きが落ちると、股関節が安定しにくくなります。股関節が安定しないため、内股方向の筋肉で支えようとして、結果的に股関節が内側に入りやすくなることがあります。

そこに、ぺたんこ座り、内股歩き、反り腰、扁平足、足裏の使い方のクセなどが重なると、X脚の状態が強くなっていきます。

▪️体は、つながって動いています

体は、膝だけ、股関節だけ、足裏だけでバラバラに動いているわけではありません。
骨盤、股関節、膝、足首、足裏はつながっています。

股関節の向きが変われば、骨盤の位置にも影響します。
骨盤の位置が変われば、膝や足先の向きにも影響します。

だから、X脚を見る時に膝だけを見ても足りません。

  • 股関節は支えられているか
  • 骨盤は崩れていないか
  • 足裏はどう使われているか
  • 足先の向きで無理に安定を取っていないか

ここまで見ることで、膝の痛みの理由が少しずつ見えてきます。

▪️X脚で膝が痛くなりやすい理由

X脚で膝が痛くなりやすい理由の一つは、膝が捻られることです。

股関節は内側に向いている。
でも、そのままでは立つ時に不安定になりやすい。
そこで体は、足先を外側に向けて安定しようとします。

すると、股関節は内側、足先は外側を向きます。
その間にある膝は、上からも下からも違う方向へ引っ張られることになります。

膝は曲げ伸ばしをしながら体を支える関節です。
大きく捻られることが続くと、負担が積み重なり、痛みが出やすくなります。

▪️膝を変えたいなら、膝だけで終わらせない

膝の痛みがある場合、強い痛みや腫れ、急な変形、歩けないほどの痛みがある時は、整形外科で確認することも大切です。

一方で、検査では大きな問題がない。運動もしている。
それでもなかなか変わらない。

そんな時は、膝だけではなく、股関節と姿勢のつながりを見直してみてください。

大切なのは、ただ膝の運動を増やすことではありません。
原因をはっきりさせ、その体に合った順番で整えていくことです。

X脚の膝痛には、股関節、骨盤、足裏まで見ることで変化のヒントが見えてくることがあります。

▪️オンライン相談のご案内

遠方の方や、まず姿勢とのつながりを知りたい方は、オンラインでの相談も可能です。
画面越しに姿勢を見ながら、痛みと体のつながりを一緒に確認します。

▪️体験のご案内

福岡市で、訪問型の姿勢ケアを行っています。
「もう仕方ない」と感じている方こそ、一度ご相談ください。

「膝だけが悪い」と諦める前に、一度だけ。
膝も、体のつながりから変えられる可能性があります。

川﨑賢人

川﨑賢人

作業療法士歴18年。姿勢改善・痛みケアを専門に活動。制度リハではなく、“本当に良くなる再教育”を届けています。維持ではなく改善へ。その一歩を一緒に踏み出します。

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