O脚や膝の痛みについて、「年齢のせい」「変形しているから仕方ない」と言われ、不安を感じている方は少なくありません。
もちろん、骨そのものの変形や病気による影響を否定するわけではありません。
ただ、現場で体を見ていると、膝だけでは説明しきれないことがあります。
私は、O脚の大きな原因のひとつは、膝そのものではなく、股関節と足首の向きにあると考えています。
O脚で膝に起きていること
膝は、基本的に前後へ曲げ伸ばしする関節です。
ドアの蝶番のように、まっすぐ動くことで本来の働きがしやすくなります。
ところが、股関節が外側を向き、足先だけがまっすぐ前を向こうとすると、その間にある膝にはねじれが集まりやすくなります。
つまり、膝は原因というより、上下から影響を受けている場所です。
股関節と足首の向きに挟まれた結果、膝に負担がかかっている可能性があります。
なぜ股関節は外を向くのか
股関節の向きには、股関節まわりの筋肉のバランスや、骨盤の位置が関係します。
長時間座る生活が続くと、体の奥で骨盤や股関節を支える筋肉が働きにくくなることがあります。
その代わりに、お尻や太ももの外側で支えようとすると、股関節は外へ開きやすくなります。
すると、外側の筋肉は硬くなり、内ももは使われにくくなります。
この状態で足先だけを前に向けて歩くと、膝にはねじれが生まれます。
膝だけを鍛えても届きにくい理由
膝の痛みがあると、膝まわりの筋力をつける運動をすることがあります。
それが必要な場面もあります。
ただ、膝に負担をかけている原因が股関節や足首にある場合、膝だけを見ても十分に届かないことがあります。
膝を変えたいなら、膝だけでなく、股関節・骨盤・足首を一緒に見る必要があります。
変形がゼロになる、という話ではありません
長い年月をかけて変化した骨の形が、すべて元通りになる。
そんな簡単な話ではありません。
でも、だからといって何も変わらないわけではありません。
- 股関節の向きが変わる
- 足首の動きが出る
- 内ももが働く
- 骨盤の位置が整いやすくなる
- 歩き方が変わる
こうした変化によって、膝にかかる負担や痛みの出方が変わることがあります。
「膝が全く痛くなくなった。本当にありがとう」
実際に、利用者さんからこのような言葉をいただくこともあります。
もちろん、すべての方に同じ変化を約束するものではありません。
それでも、体の向きと使い方が変われば、膝への負担は変わる可能性があります。
私は、そこに希望があると考えています。
O脚や膝の痛みで悩む方へ
「もう歳だから仕方ない」
「変形しているから治らない」
そう言われて、諦めかけている方にこそ、一度見直してほしいことがあります。
膝だけを見るのではなく、股関節、骨盤、足首、そして体全体のつながりから見る。
そこに、改善の入口があるかもしれません。
O脚は、膝だけの問題ではありません。
股関節と足首の向きから、もう一度見直してみる価値があります。
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「もう仕方ない」と感じている方こそ、一度ご相談ください。
「もう歳だから」と諦める前に、一度だけ。
O脚も、膝の痛みも、体のつながりから見直せます。





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